京都は一昨日あたりから急に風が冷たくなり
「寒いですね」よりも、
「冷たいね〜」という挨拶がピッタリでした。
そして、
きょうの京都はうっすら初冠雪!
黒いはずの瓦が・・・。
鴨川沿いや、
金閣寺、上賀茂神社辺も
雪が積もってとても美しい景色が見られたようです。
この時期の雪は久しぶりです。
さて、京都の師走に欠かせないのが
南座での「吉例顔見世興行」。
毎年、役者さんのお名前が書かれた「まねき」が
南座にあがりますと
京都人は「ああ、師走だな〜」と思うのです。
しかし、
南座の耐震工事が長引き、
京都の吉例顔見世は3年間は別会場で開催され、
昨年、やっといつも通りの顔見世が開催されました。
しかし!
今年は新型コロナウイルスの影響で
なんとか開催はできたものの、
興行期間は約3分の2。
客席は半分以下、公演時間も半分。
その代わり、二部制が三部制に・・・。
でも、観に行って参りました。
長唄の方も、お三味線や鳴り物(太鼓など)の方も
役者さん以外は、黒子さんのような黒い三角のマスク。
演奏しにくかったでしょうね。
花道の横の客席は空けてあり、
お客様も少なくて、
役者さんも戸惑われたと思いますが、
やはり日本の伝統文化というものは
いいものですね。
二時間足らず、顔見世としては短い時間でしたが、
楽しむことができました。
ちなみに通例の顔見世は
昼の部が10時半から
夜の部4時半から
演目も四番ありますから終演まで約4時間。
その幕間に食事をとるのが慣例。
花街の旦那衆などは、
舞妓さんや芸妓さんを連れて観劇に行き、
(もちろん奥方の場合もあります!)
幕間には一流のお料理屋さんから
お弁当が運ばれてきたりして・・・
それも、京都の文化であり経済だったわけです。
最近は減ってきましたが・・・
因みに、特別席(桟敷)は27,000円です。
いろいろ変わっていきますが、
伝統文化のすばらしさは変わっていません。
そのこころが永く伝わっていくことを念じています。
今年の吉例顔見世は明日で終わりますが、
来年はぜひともお出かけください。