朝夕はすっかり涼しくなり、
夏の特別公開もあと半月余となりました。
お客様に、落ち着いた庭を見ていただく為に、
暑い夏の間に伸びた庭木の枝を切りました。
藤田家住宅には2本の松があり、
それぞれが向かい合うように伸びています。
これも、座敷から見ていただけます。
さて、
京都にお越しになったことのある方は
よくご存知だと思いますが、
四条大橋のシンボル的な建物である南座は、
登録有形文化財となっています。
その歴史は500年以上前に遡り、
同じ場所で興行を続けている劇場としては、
日本最古であるとされています。
江戸時代初期には七座あった劇場も、
だんだんとその数が減り、
明治25年まで残っていた北座が閉鎖されて、
今は、南座のみとなっています。
その南座も耐震工事のために長く閉鎖されて、
2年前の10月に完成。
夜に四条大橋を渡ると、
大きな屋根を乗せた建物がひときわ美しく見えます。
この南座も新型コロナウイルスの影響で
講演中止が続いております。
今年、年末恒例の「顔見世」が開催されるかどうか
気がかりなところですが、
京都人にとって、
南座に、歌舞伎役者の名前の書かれた「まねき」が上がると、
「今年も師走だなあ」思い、
しみじみとした気持ちになります。
そして、
お正月が近づいていることを感じるのです。
南座は、いわゆる「観光地」ではありませんが、
興行が始まったら、
ぜひ一度、行ってみていただきたい所のひとつです。
今日のオマケ。
やっぱり「食」です。
京都には
こんな「ビフカツサンド」を食べさせてくれる
小さな洋食屋さんがあったりします。
ぜひ、探してみて下さい!
季節の変わり目です。
お身体にお気をつけてお過ごしください。
柱本めぐみ